データの特徴を表わす・1 ~ グラフのおはなし

データの内容について、特徴を(視覚的に)理解・訴求する方法について向こう数回にわたって採り上げます。
データの特徴を表わすには……

  • グラフで表わすこと
  • 記述統計量を求めること

などが挙げられます。

グラフは小学校のころから触れており、後にExcelを扱うようになってきた中、グラフを作成する場合も、読み取る場合も、グラフに正しく接することが大事になってきます。

また記述統計量は、基本統計量とも呼び、平均値をはじめとする代表値を求めたり、バラツキ具合を表わす標準偏差などを求めたりします。
Excelでは「基本~」と言う用語を使っています。

まずここでは、グラフについて触れておきます。

グラフを正しく扱う上で、大事なポイントは次の通りです。

  • 利用シーンに合わせて、遣うグラフを適切に選ぶ
  • グラフに描かれている内容を、正しく読み取ること

例えば、次のグラフをご覧ください。

折れ線グラフ

これは「折れ線グラフ(Line Chart)」と呼びます。
主に時間を追って変化するデータ(「時系列データ」と呼びます)の視覚化に遣われます。

横軸は常に等間隔であることが重要です。

月ごとの2年間の推移であれば、次のように表を作ってグラフを描くと、2年間にわたり季節性がどのように表われているのかが、よりわかりやすくなるでしょう。

2年間の月ごとの推移

※もっと言えば、2006年よりも2007年の方が、全体的に多い値を示しているので、凡例の順番は、2007年が上側に配置されると良いでしょう。
この表の順序では、2006年・2007年の順に凡例が表示されてしまいます。
ここでは操作の詳しい説明は省きますが、グラフの「データの選択」メニューから、項目(Excelでは「データ系列」と呼びます)の順序を変えることができます。

このようにした方が良いですね。

凡例の順序を変えました

またグラフのタイトルは、Excelのグラフ機能で表示させても良いですし、紙ベースの資料で、グラフの周辺に「図1:2006年~2007年の売上高の推移」のように説明があれば、グラフの中にタイトルを入れなくて良いでしょう。


次回の記事では、基本統計量のうち、平均値のおはなしに移ります。

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